3話 原点とブーム、前編
今月の土日は誠に忙しいもので、いろんな人と遊べて実に心は晴れやかだ。
今回は二つ所属しているゲーム仲間のグループのうち、
所属して3年近くになる方の仲間と遊ぶことに。
場所は池袋。
温かいココアで時間を持て余しつつ合流し向かうは池袋マルイ。
見えてきた垂れ幕に大興奮の僕と冷静な3人。
そう、12/13~24まで開催されている
「機動警察パトレイバー30周年記念展~30th HEADGEAR EXHIBITION~」
これを見に来たのだ。
正直このポスターだけで腐るほど語れる。
機動警察パトレイバー、これは僕のオタク人生の”原点”といっても過言ではない。
僕はオタクな両親の間に生まれ3歳で攻殻機動隊を見てちびり散らした
生粋(?)のオタクだ。
そんな僕が生まれてこの方、ずっと、ずっっと愛してやまない作品が
パトレイバーである。
「レイバー、それは産業用に開発されたロボットの総称である。
建設、土木の分野に広く普及したが、レイバーによる犯罪も急増、 警視庁は、特科車両二課パトロールレイバー中隊を新設、これに対抗した。
通称、パトレイバーの誕生である。 」by篠原遊馬(cv:古川登志夫)
(以上、アニメ中に出る前口上より)
最初に目にしたパトレイバー作品は「劇場版 機動警察パトレイバー」
通称劇パト1と称される映画だ。
お話の内容は正直話始めると止まらなくなるので割愛するが、
89年に公開された映画なのかと疑いたくなるような熱い話が展開される。
そんな作品の展示会なんて逃せるはずがない、次がいつなんてわからない。
会場は長蛇の列で待ってる最中も、僕はずっとそわそわしていた。
パトレイバーをそんなに知らない一緒にいたほか2人(一人知ってた)は
こいつキモッと思ったかもしれないがそんなの知らん。
順番が着て中に入ってからはもう止まらなかった。
泣きそうにもなった。
あまりに濃密な時間と空間だった。
一番興奮したのは劇パト1の生原画、絵コンテである。
これを見れただけでももうとんでもない、爆アドである。
一応この場面は冒頭のシーンのコンテ。
「ねえ、なんであれが箱舟なわけ?」
「俺が知るか!」 もうセリフが脳内再生余裕のよっちゃんよ。
中はこのような激レア原稿や絵コンテ、スタッフの生話(暴露系)、
設定資料画などファンにはたまらないものだらけであった。
また、こんなグッズまで。
やはり特車二課に上海亭は外せない。
そして最後の方には、去年フランスの国際アニメ映画祭で公開された
最新作「PATLABOR EZY」の特大パネル。
かっこよすぎでは???
終始大興奮な僕と他3人の温度差はあったものの
3人もすごかったと喜んでもらえたので良かった。
と、次の予定もあったのでそそくさと移動・・・、
したけどこの続きはまた”後編”ってことで。
次回、「フェイ太の雑記」3話後編
ターゲット・ロックオン